
あるコミュニティまわりで頻繁に行われているハッカソン。
先日、東京のGoogle日本で行われた「EXP-hack-a-thon」に参加してきました。
これは、DevQuizという、Googleの作った問題で満点を取った人と、GAEエキスパートの人だけが参加できるというシロモノ。
わたしたちは、そんなすごい人たちの中でちゃんとできるのかどうか、、ドキドキしながら、デザイナーとして参加したわけです。
なのですが…
結果は、期待はずれというか…全体的に残念な結果に終わってしまいました。
わたし自身、今までに何度かハッカソンには参加したことはあります。
そこでは、実は酸っぱい思いを経験しました。
ハッカソンで必要なこと
ハッカソンでは、ひとりずつがもくもく開発する場合を除いては、何人かのグループでの開発となるでしょう。
特にデザイナーが入る場合は、デザイナーひとりでは何もできないので、自然とグループが組まれます。
【必要なこと1】作りたいもの
ハッカソンは、限られた時間の中で何かを作るイベント。
「何を作りたいか」というのがなければ、受け身の態勢にならざるをえません。
わたしも最初はずっと受け身でした。グループの中の誰かがまとめてくれる、そこで「やってくれ」と言われたものをただ作るだけ。
ここで、万が一チームワークも良くうまいこと動くものが作れれば自分も楽しめますが、そうでなかった場合、例えばエンジニアさんがうまく動かせなかった場合、自分の作ったデザインパーツは世に出ることもなくローカルマシンにお蔵入りのまま。
でもそれは、デザイナーだからといって受け身になってしまっていたから。
デザイナーでも、ガンガン自分のやりたいことを明示して、イニシアティブをとっていくべき。
そのためには、システム的なところも、ワークフローもある程度理解した上で、作りたいものをきちんと持っておかなくてはなりません。
【必要なこと2】コミュニケーション能力
言うまでもなくハッカソンとは、「そこで新しい技術を学ぶ」ことよりも、「限られた時間の中で動くものを作る」という方が大事なんです。
初対面の人もいるであろうグループの人と、限られた時間の中でチームを組む。この状況で不可欠なのは、コミュニケーション能力。
というか、最低限のヒューマンスキル。
普通の人にとっては、別に何も難しいことはないんです。
ハッカソンにおいてエンジニア同士で「得意な言語は何ですか?」という会話があるのは普通のことだろう。
それに対して普通は、「僕は会社ではAndroid関連ではなく業務システムを主にやっているので、JAVAが得意です。趣味でPythonもやっているので少しはわかりますが、開発できるレベルではないです。」というのは別に目新しい会話ではない。
というか、いっしょに開発をしていく上で不可欠な情報。
リーダー格の人がランチ中に得意な言語の話を振った。
ひとりの人が答えた。そこで、いったん別の話に逸れた。
その後、みんなが自分の得意言語について言っていたかどうかは覚えていない。
ただ、何で開発していくかというのをアツく話し合うことはなかったように思う。
なんでみんな積極的にそういう話をしないのか?不思議で仕方がない。
もうひとつ。
グループの中で積極的に話しかけてきてくれて、こちらの話も真剣に聞いてくれた人はひとり。
他の4人はろくに目もあわせてくれなかったり、傍観していたり。
画面設計の話をしても、うなずくばかりで自分の意見も言わないんです。
もしかして、女子だから!?恥ずかしいのか!?
え!そういう問題!?もう大人じゃん!?
システム開発などの現場がやっぱりそうだからなのだろうか。。
【必要なこと3】時間内で完成させる個人の力とチームワーク
運良く1と2がそろったとしても、技術力がなければアプリは完成できません。
もう一度言いますが、ハッカソンは「そこで新しい技術を学ぶ」ことよりも、「限られた時間の中で動くものを作る」という方が大事なんです。
時間通りにうまく進まなかったとき、このままでは時間内にはできないんじゃないか?という状態に差し掛かってきたときに、なぜ焦らずにのうのうと作業しているのか?
せっかくみんなで集まってやっているのに、「できませんでした」と発表することに何も感じないのか?
そういう人がハッカソンに参加していることにどうしても疑問を抱いてしまいます。
また、自分の割り当てられたタスクがあるでしょう。
それについて、どうしてもわからなかったりできなかったりして動かせなかった場合、その段階のリミットを自分で判断して「No」と言えるかどうか。その場合は他の人にヘルプを求めればいいだけです。
もしくは自分のタスクが終わったときに、終わったからといって他の関係ないことをやるのではなく、「俺の分できたけど、他みんな進んでる?手伝おうか?」のひとことが言えるかどうか。
みんな、「できなかった」と言って帰ることに何の疑問も持たないのかな?
そうならないために、なぜ最大限の力をその場でふりしぼらないのか?
最後に
わたしはデザイナーとして参加しています。
プログラムやアプリのロジックについてはほとんどわかりません。(話の内容すらわかりません)
アプリのUIやデザインを作っていくことが、ハッカソンにおいての役目となります。
わたしは参加するときにグループの人にははじめにその旨を言います。
そして今までのハッカソンではデザインに「あとはデザインに組み込めばなんとか動くものとして完成!」というところまでは仕上げているつもりです。
それが、システムが問題で動かなかったときに、「いや~申し訳なかった」のひとことが、エンジニアさんから出てきてほしい。
そう言えない人をどうこう言うつもりはなくて、そういう人は言えないままでもいいと思います。
ただ、わたしはそういう最低限のことを言えるヒューマンスキルのある人と今後もつながっていきたい、と考えています。
それともうひとつ。
ハッカソンに参加するからには、必ず何か完成させて帰りたい。
そのために、もっともっと勉強しないといけないことがたくさんある。でもそこでイニシアティブがとれるようにがんばらないといけない。
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